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一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療について

■2015/12/09 一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療について
一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、一般的な猫の甲状腺機能亢進症について話をしました。
今回は、一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療について話をします。
 
一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療は、抗甲状腺薬による内科的治療と甲状腺を取り除く外科的治療の2つがあります。
大きくなった甲状腺が触れるようであれば、外科的に摘出するのが第1選択になります。
甲状腺が触れない場合、あるいは前縦隔洞などに迷入した場合は、手術が難しくなります。
 
猫の甲状腺癌のほとんどが被膜という膜におおわれているので、局所浸潤したり、遠隔転移することはほとんどありません。
手術後に再発することもほぼないため、手術によって腫大した甲状腺を切除できれば、猫の寿命の範囲で完治することが期待できます。
 
猫の甲状腺機能亢進症に対する内科療法の目的は、甲状腺ホルモン分泌を正常にして、猫の一般状態を改善して麻酔や手術のリスクを軽減すること、隠れている腎不全を明らかにすること、長期維持治療として継続することになります。
猫の一般状態をよくするために循環に対する補助治療も行うことが大事です。
 
抗甲状腺薬として、チアマゾール、プロピチオウラシル、ヨウ素酸カリウム、ヨウ化カリウムが入手することができます。
このうち1カ月以上の維持治療に使えるのは、チアマゾールになります。
 
チアマゾールは、投薬してから効果がみられるまで、1から3週間かかります。
嘔吐したり、お薬が飲ませるのが難しい場合は、注射薬もあります。
ただ、注射薬は、毎日注射をしなくてはいけませんので、内服と注射とどちらがいいかは、猫にもよりますし、飼主様の手間にもよります。
 
チアマゾールの副作用は、20~30%の猫で何らかの副作用が出ることがあります。
副作用としての症状は、食欲不振、嘔吐、顔の痒み、皮膚炎、元気消失、顆粒球の減少、血小板の減少、肝臓の値の上昇がみられることがあります。
そのため、内服の投薬を開始したら、1週間ごとに血液検査をおこなう必要があります。
 
長くなりますので、続きは次回にいたします。


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