MSL
ホーム > 院長コラム > 一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の続きの話
1分でわかる!ふじわら動物病院
動物の健康管理
  • 5歳までのワンちゃん
  • 5歳~7歳のワンちゃん
  • 7歳以上のワンちゃん
  • ネコちゃん
  • ウサちゃん
病院からのお知らせ
  • 最新情報
  • 院長コラム
求人情報

一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の続きの話

■2015/12/10 一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の続きの話
一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の続きの話
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の話をしました。
今回も、一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の続きの話をします。
 
一般的な猫の甲状腺機能亢進症の内科的な治療として、チアマゾールの投薬をするという話をしました。
甲状腺機能亢進症と診断された猫は、外科的な治療をするか、しないかに関わらず、チアマゾールの投薬をおこないます。
ただ、腎不全がある場合は、注意します。
 
治療の経過として、体重を確認していきます。
治療開始から3から4週間で体重が増加し始めれば、治療に効果があると判断することができます。
猫は、チアマゾールで甲状腺機能低下症になることはないので、大丈夫です。
体重の増加がみられない場合は、治療に対する効果が乏しい可能性がありますので、血清T4を測定し、確認いたします。
 
甲状腺機能亢進症の猫では、腎臓の血液量が増加して、血液がたくさん流れている状態になっていますので、腎臓機能が低下していても高窒素血漿が現れにくく、腎不全が隠されてしまっていることがあります。
チアマゾールの投薬によって、甲状腺ホルモンが正常化すると3から4週間かけて腎臓の血液量が正常化していきます。
そうすると高窒素血漿が出てきて、腎不全が現れてくることがあります。
腎不全が出てきた猫やもともと腎不全がある猫は、食事療法をはじめとした腎不全の治療を開始します。
チアマゾールの量を減量して、軽い甲状腺機能亢進症の状態を保つことで、腎臓にいく血液量を増やすことができますが、腎不全を進行させることも忘れてはいけないことになります。
 
チアマゾールの投薬による治療がうまくいって、甲状腺機能亢進症の症状がなくなって、体重が正常化したら、長期的な治療をおこなっていきます。
猫の甲状腺機能亢進症の治療は、チアマゾールの投薬を継続するか、外科的に甲状腺を摘出するかの選択になります。
最近では、甲状腺機能亢進症の食事療法もありますので、外科的な治療も難しく、内科的な治療も副作用が起きてしまう場合は、食事療法をおこなうことで、甲状腺機能亢進症の症状をコントロールすることもできます。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
ふじわら動物病院
http://www.fujiwara-ah.net/
✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩
統合医療についてはこちら
http://www.fujiwara-ah.net/integrated-care.php
皮膚科診療についてはこちら
http://www.fujiwara-ah.net/dermatology.php
眼科診療についてはこちら
http://www.fujiwara-ah.net/ophthalmology.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:埼玉県新座市北野1-2-16
TEL:048-486-8122
----------------------------------------
Facebook:http://p.tl/EzhZ
Twitter:http://p.tl/qM_K
mixi:http://p.tl/h5eE
アメブロ:http://p.tl/u9ku
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆