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一般的な猫の甲状腺機能亢進症の補助治療について

■2015/12/11 一般的な猫の甲状腺機能亢進症の補助治療について
一般的な猫の甲状腺機能亢進症の補助治療について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療の続きの話をしました。
今回は、一般的な猫の甲状腺機能亢進症の補助治療の話をします。
 
一般的な猫の甲状腺機能亢進症の治療と併用して、補助治療をおこなうことで全身状態の改善をしやすくなる場合があります。
チアマゾールの効果が表れるまでの間やチアマゾールが効かない猫の手術前の管理には、補助治療が効果があります。
 
甲状腺ホルモンは、交感神経を刺激します。
甲状腺機能亢進症の猫でみられる高血圧や頻脈、興奮は、甲状腺ホルモンそのものの作用ではなく、甲状腺ホルモンによって交感神経が刺激されて起こるものです。
交感神経の刺激を抑制するβ遮断薬は、血圧や頻脈、興奮を正常化してくれます。
 
甲状腺機能亢進症の猫に使うβ遮断薬やアテノロールを使います。
最初に1/4錠を一日一回から開始した、心拍数や血圧を見ながら1/4~1/2錠を一日一回から二回で調整します。
チアマゾールの投薬で、血行動態が大きく変化するので、数日ごとに血圧を測定して、投与量を調整する必要があります。
 
心臓がうっ血性心不全になっている猫や心拍出量が減少している猫では、β遮断薬は使いにくいので、注意が必要です。
心臓の状況に合わせて、ACE阻害剤やCaチャンネル阻害剤を使うこともあります。
 
ステロイドは、甲状腺のT4の分泌を抑制して、末梢での甲状腺ホルモンの作用を阻害します。
ステロイドは甲状腺機能亢進症の症状を軽減することができます。
高血糖や感染症、腎不全などがある場合は、ステロイドは注意が必要です。
ステロイドを一日二回、投薬します。
チアマゾールの効果が現れれば、ステロイドは中止していきます。
 
このように補助治療を併用することで、状態をよくすることができます。


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