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犬猫の慢性腎不全の鍼灸治療

■2015/12/16 犬猫の慢性腎不全の鍼灸治療
犬猫の慢性腎不全の鍼灸治療
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、慢性腎不全の東洋医学的な考えの話をしました。
今回は、東洋医学の慢性腎不全の弁証論治の話をします。
 
全身状態の衰弱や食欲が落ちたり、食欲がなくなったり、元気がなくなったりするのは陰証と虚証になります。
消化器症状や口腔粘膜の潰瘍や胃炎、腸炎などによる下痢と嘔吐などの症状は、脾氣虚になります。
泌尿器症状による多飲、多尿、おしっこが出なくなったりする症状は、後肢少陰腎経と後肢太陽膀胱経の異常になります。
骨格系のビタミンD3の代謝障害の低カルシウム血症や高リン血症による上皮小体機能亢進の症状は、前肢少陰心経の異常になります。
造血系のエリストポイエチンの産生の低下による貧血や低体温、四肢肢端の冷えなどの症状は、後肢少陰腎経の腎氣虚や腎陽虚になります。
肢端部の冷えは、前肢少陰腎経の心陽虚になります。
 
このようにいろいろな症状に対しての弁証をおこないます。
腎臓から見ると腎陽虚から腎陽衰弱になり、後肢少陰腎経と後肢太陰脾経、前肢少陰心経の三経の虚証がおこり、表裏関係の後肢太陽膀胱経、後肢陽明胃経まで影響していると考えます。
 
慢性腎不全は、陰証と虚証が中心となっており、主に腎経と脾経の異常が起こり、これにたいする補法をおこないます。
いろいろな状況や症状があわさっているため、複雑になります。
 
慢性腎不全に使うツボは、後肢少陰腎経は、涌泉、太谿になります。
後肢太陽膀胱経は、腎兪、脾兪、心兪、膀胱兪になります。
後肢太陰脾経は、三陰交になります。
後肢陽明胃経は、足三里になります。
前肢少陰心経は、少衝、神門になります。
督脈は、命門、陽関、百会、長強、会陰になります。
これらのツボを主に補法をおこなって治療をしていきます。
 
また、陽虚になっていることも多いので、灸を使って温めてあげることも大事になります。
基本的に慢性腎不全は、冷えていることが多いので温めることがいいことが多いです。
 
特に動物は、背中を冷やすことが慢性腎不全を悪化させてしまうので、背中を冷やさないようにすることも必要です。


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