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犬猫の肝臓の値が上がっている時にどのように考えるか1

■2015/12/27 犬猫の肝臓の値が上がっている時にどのように考えるか1
犬猫の肝臓の値が上がっている時にどのように考えるか1
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、肝臓の値が上がっているときに考える病気について話をしました。
今回は、肝臓の値が上がっているときにどのように考えるか話をします。
 
肝臓の値が上がっているときにどのようなパターンになっているのかみます。
1.肝臓の酵素のみが上がっていて、症状がない場合
2.肝臓の酵素が上がっていて、アルブミンが下がっている場合
3.肝臓の酵素とビリルビンが上がっている場合
4.肝臓の酵素と胆汁酸が上がっている場合
5.肝臓の酵素と胆汁酸が上がっていて、腹水が出ている場合
以上のようなパターンになっていないかどうか確認します。
それによって、どのような状況が考えられ、次のステップとして何をするのかを考えます。

1.肝臓の酵素のみが上がっていて、症状がない場合

健康診断などで血液検査をおこなうと肝臓の酵素が上がっているのが見つかるとき、症状がない場合があります。
このような時は、まず肝臓以外に問題がないかどうか、徹底的に除外します。
前に話をした肝臓以外で肝臓の値が上がることがたくさんありますので、それがないかどうかひとつずつ、除外していきます。
膵炎、腸炎、腸管の腫瘍、細菌感染、ウイルス感染、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、糖尿病、副腎皮質機能亢進症、骨疾患、うっ血性心不全、循環不全、ショック、播種性血管内凝固症候群、貧血、呼吸器疾患、歯科疾患、高脂血症、高体温、薬物、毒物、活性酸素、環境汚染、食べ物などを確認していきます。
 
超音波検査をおこない、肝臓、胆道、腹部臓器に異常がないかチェックします。
肝炎を起こしやすい犬種や門脈の病気を持っている犬種は、胆汁酸を確認します。
胆汁酸を測定して、胆汁酸が高い場合は、先天性門脈体循環シャントがないかどうかCT検査をおこないます。
ここまで、調べて異常がなければ、症状がない場合は、試験的治療をおこなって、改善になるかどうかみます。
試験的治療は、抗生物質を2週間投薬し、ウルソ酸というお薬を4週間ほど投薬し、低脂肪食を4週間、もしくは高繊維食を4週間ほど行い肝臓の酵素が改善になるかどうかみます。
もし、慢性化したり、悪化するようなら試験的開腹をおこない、肝臓の1部をとって肝臓の組織検査をします。



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