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犬猫の肝臓の値が上がっている時にどのように考えるか5

■2016/01/03 犬猫の肝臓の値が上がっている時にどのように考えるか5
犬猫の肝臓の値が上がっている時にどのように考えるか5
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、肝臓の値が上がっていて、総胆汁酸が上がっていて、ビリルビンが上がっていない時には、どのように考えるかという話をしました。
今回は、肝臓の値が上がっていて、総胆汁酸が上がっていて、腹水が溜まっている時にどのように考えるか話をします。
 
前回と同じように肝臓の値が上がっていて、総胆汁酸が上がっている場合は、門脈に問題があることがあります。
更に腹水が溜まっている状況であれば、門脈の圧力が上がって、腹水が出てきていることを考えます。
そこで、超音波検査をおこない確認し、CT検査で、後天性門脈体循環シャントがないか探します。
 
門脈の圧力が上がっている場所が、肝臓で門脈の圧力が上がっているのか、肝臓の前の肝臓に入る血管で門脈の圧力が上がっているのか、肝臓より先の心臓で門脈の圧力が上がっているのかを確認する必要があります。
門脈の圧力がどこで上がっているかによって原因や病気が違ってきますし、それによって治療も変わってくるので、超音波検査やCT検査でどこの門脈圧が上がっているのかをみていきます。
 
肝臓より先で門脈の圧力が上がっている場合は、心臓に問題があり、心臓からの血液の流れが悪くなり、うっ血という状態になり、心臓より先の血液の流れが滞ることにより、肝臓に血液が溜まってきて、門脈圧が上がり、肝臓の値が上がって、総胆汁酸の値が上がって、腹水が出るようになります。
 
この場合は、肝臓が悪くて肝臓の値が上がっているわけではなく、心臓の問題により、肝臓の値が上がることになります。
心臓の特に右心系に異常が起こると肝臓の門脈圧が上がって肝臓が悪くなってしまいます。
心臓の病気を持っている犬猫の方は、うっ血を起こしやすい状態になりますので、心臓の病気をもっている場合は、肝臓の値が上がりやすくなりますので、血液検査をしたときに肝臓の値が上がっている時は、肝臓が悪いのか、心臓が悪くて肝臓の値が上がっているのかを見分ける必要があります。
 
続きは、明日話をします。


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