MSL
ホーム > 院長コラム > 犬の特発性慢性肝炎の症状と血液検査
1分でわかる!ふじわら動物病院
動物の健康管理
  • 5歳までのワンちゃん
  • 5歳~7歳のワンちゃん
  • 7歳以上のワンちゃん
  • ネコちゃん
  • ウサちゃん
病院からのお知らせ
  • 最新情報
  • 院長コラム
求人情報

犬の特発性慢性肝炎の症状と血液検査

■2016/01/10 犬の特発性慢性肝炎の症状と血液検査
犬の特発性慢性肝炎の症状と血液検査
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、犬の特発性慢性肝炎についての話をしました。
今回は、その特発性慢性肝炎の症状と血液検査についての話をします。
 
犬の特発性慢性肝炎の症状としては、最初は無症状で、何か症状が出ることはありません。
肝臓も再生機能がありますので、再生機能がある状況までは、症状が出ることはありません。
 
病気が進行すると元気がなくなってきたり、食欲が落ちたり、下痢や嘔吐のような消化器症状が出たり、お水を多く飲んでおしっこをいっぱいしたりするような症状が出てきます。
ただ、このような症状は、特発性慢性肝炎の特徴的な症状ではなく、一般的な症状なので、症状だけで、わかることではありません。
 
だんだん病気が進行して、肝硬変になっていくと肝細胞は機能低下を起こしているので、門脈圧が上がって腹水が出たり、肝性脳症が起きたり、黄疸がでたりします。
特発性慢性肝炎を診断した段階で、半数の犬が肝硬変を伴っていたというデーターもありますので、症状がなくても進行して肝硬変になっていることがあります。
 
その為、症状がなくても定期的な健康診断をおこない、肝臓の値が持続的に上がっている場合は、肝炎の可能性も考えてさらなる超音波検査、総胆汁酸検査、細胞診検査などをおこない確認しておく必要があります。
 
血液検査としては、肝酵素のALTの持続的な上昇がみられます。
特発性慢性肝炎の90%以上で、ALT、ALP、総胆汁酸の上昇がみられるというデーターもあります。
その他、ビリルビンが上がったり、肝臓の機能低下によって低タンパク血症になって、アルブミンが下がっている場合もあります。
アンモニアの値が上がってくる場合は、後天性門脈体循環シャントが起こっていることがあります。
肝臓では、血液の出血を止める凝固系とも関連があるため、凝固系検査としてPT、APTT、フィブリンの異常がみられることもあります。
 
症状と同様、血液検査も肝臓が悪くなっていることがわかる検査で、特発性慢性肝炎を確定診断ができることではありませんので、さらなる検査が必要になります。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
ふじわら動物病院
http://www.fujiwara-ah.net/
✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩
統合医療についてはこちら
http://www.fujiwara-ah.net/integrated-care.php
皮膚科診療についてはこちら
http://www.fujiwara-ah.net/dermatology.php
眼科診療についてはこちら
http://www.fujiwara-ah.net/ophthalmology.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:埼玉県新座市北野1-2-16
TEL:048-486-8122
----------------------------------------
Facebook:http://p.tl/EzhZ
Twitter:http://p.tl/qM_K
mixi:http://p.tl/h5eE
アメブロ:http://p.tl/u9ku
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆