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犬の特発性慢性肝炎の治療の食事療法

■2016/01/12 犬の特発性慢性肝炎の治療の食事療法
犬の特発性慢性肝炎の治療の食事療法
2016年1月12日犬の特発性慢性肝炎の治療方法
 
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、特発性慢性肝炎の診断の話をしました。
今回は、治療の話をしようと思います。
 
犬の特発性慢性肝炎の治療方法は、食事療法、副腎皮質ステロイド療法、免疫抑制剤療法、対象療法などがあります。
 
食事療法としては、進行した慢性肝炎の治療として重要になります。
血液検査で、高アンモニア血症がみられる場合は、肝性脳症が起こってしまいますので、それを予防するためにタンパクを制限した肝臓病用の療法食を使います。
ただ、これは、高アンモニア血症がある場合のみになります。
高アンモニア血症がない肝臓が悪い犬にはタンパクが必要になりますので、タンパクを制限した肝臓用食事療法食を使うとかえって肝臓は悪くなりますので、肝臓の値が高いだけで肝臓病用の療法食を決して使わないでください。
 
高アンモニア血症が起こるような肝臓が悪い時は、アミノ酸のバランスが崩れていたり、足りなくなっていたり、することが多いですので、BCAA製剤などの添加が必要で、低アルブミン血症や肝性脳症の改善につながるといわれています。
 
銅関連性の慢性肝炎でない犬でも肝細胞の機能低下により、銅の排泄機能が低下して、2次的に銅の蓄積が起こるので、銅の制限食が必要になることもあります。
門脈の圧力が高くなっている犬では、ナトリウムの制限食も有効な場合もあります。
 
この当たりの制限食は難しく、制限した方がいい場合と制限しない場合の方がいいときがありますので、制限食は決して自分では判断しないで、獣医に聞いてください。
タンパク質もナトリウムも銅も体にとっては必要な栄養素ですから、制限することで病気が悪化してしまう場合もありますので、注意してください。
 
重ねて言いますが、特に肝臓の値が悪いからと言って、肝臓病用の療法食をペットショップやインターネットで購入して、与えることは絶対にしないでください。
高アンモニア血症がある場合に限って、肝臓病用の療法食を使いますので、高アンモニア血症がない場合は、使いませんから、自己判断だけはしないようにしてください。
 
治療の続きは、明日にします。


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