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犬の特発性慢性肝炎のステロイドと免疫抑制剤の治療

■2016/01/13 犬の特発性慢性肝炎のステロイドと免疫抑制剤の治療
犬の特発性慢性肝炎のステロイドと免疫抑制剤の治療
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、犬の特発性慢性肝炎の治療方法として、食事療法の話をしました。
今回は、治療の続きの話をします。
 
特発性慢性肝炎の治療として、ステロイド治療があります。
ステロイドは炎症を抑える効果や免疫反応を抑えること効果があります。
肝臓に慢性の炎症がおこっていくので、その炎症を止めるのは、ステロイドが有効になります。
ステロイドに効果がある炎症ということになると免疫が絡んでいると考えられます。
 
ステロイドは、副作用の問題もあるため、特発性慢性肝炎の好発犬種であるラブラドールレトリバーなどは、ステロイドによる副作用がきつく出てしまうことがあります。
そのような場合は、免疫抑制剤を併用して治療していくことになります。
なるべくステロイドは副作用が強く出てしまうことがありますので、少ない量で維持できるようにしていきます。
ステロイド単味でも維持できることはあります。
ただ、ステロイド治療でも治るわけではなく、症状や状態をよくする治療になりますので、コントロールしていくことになります。
そのため、ステロイドを止めることは難しく、切れることはないとことが多いです。
なるべく、副作用が出ない量でコントロールしていくことになります。
 
ストロイド単独で効果が見られない場合や副作用が強く出てくる場合は、免疫抑制剤を併用していきます。
免疫抑制剤は、アザチオプリンやシクロスポリンが有効と考えられています。
アザチオプリンは、単独で使うことはなく、低用量のステロイドと併用して使っていきます。
アザチオプリンは主にTリンパ球の機能を抑制する効果があるので、慢性肝炎は、Tリンパ球が主体の反応性肝炎になりますので、効果が得られると考えられています。
シクロスポリンも効果があると考えられています。
シクロスポリンも低用量のステロイドと併用して、コントロール治療をしていきます。
アザチオプリンがいいのか、シクロスポリンがいいのかは、その子によっても効果が出方が違うので、どちらがいいのかは、その個体によっても違いますし、費用の問題も違ってきますので、その状況に合わせて使っていきます。
 
その他の治療方法の話は、明日に続きます。


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