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犬の特発性慢性肝炎の門脈圧亢進症の治療について

■2016/01/15 犬の特発性慢性肝炎の門脈圧亢進症の治療について
犬の特発性慢性肝炎の門脈圧亢進症の治療について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、犬の特発性慢性肝炎の治療のウルソデオキリコール酸やメトロニダゾール、サプリメント、統合医療などの話をしました。
今回は、慢性肝炎の門脈圧亢進症がある場合の治療の話をします。
 
特発性慢性肝炎になると門脈の圧力が亢進してくるとことが多くなり、腹水が溜まってきたり、肝性脳症が起こったりします。
肝性脳症の薬物による治療としては、抗菌薬とラクツロースを使います。
抗菌薬は、前回も話をしましたメトロニダゾールとアモキシシリンを使います。
ラクツロースは、肝性脳症になるとアンモニア血症が起こりますので、そのアンモニアを抑える効果があります。
1日2~3回投薬していき、状況を見ながら増量していきます。
 
肝性脳症の治療として、食事療法を併用します。
前回もお話しした肝臓病用の療法食を使います。
高アンモニア血症がみられる場合は、肝臓病用の療法食が使えますので、タンパク質を制限することで、アンモニアを抑えることができると考えられます。
肝性脳症の場合は、肝臓サポートやl/dといわれる肝臓病用の療法食を使って、アンモニアを抑えます。
 
腹水が溜まってくる場合は、利尿薬を使います。
レニンアンギオテンシン・アルドステロン系が活性化している可能性があるので、アルドステロン拮抗薬のスピロノラクトンを使います。
重度の腹水の治療としては、ループ系の利尿薬を併用することもあります。
呼吸が苦しくなるほど腹水が溜まってしまう場合は、直接、お腹に針を刺して、腹水を除去することもあります。
 
また、ACE阻害剤やアンギオテンシン受容体拮抗薬などのレニンアンギオテンシン系の拮抗薬が門脈の圧力を減らすことができるといわれています。


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