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犬の銅関連性慢性肝炎について

■2016/01/16 犬の銅関連性慢性肝炎について
犬の銅関連性慢性肝炎について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、犬の特発性慢性肝炎の門脈圧亢進症の治療についての話をしました。
今回は、犬の慢性肝炎の銅関連性慢性肝炎についての話をします。
 
犬の銅関連性慢性肝炎は特発性慢性肝炎の次によく見られる病気です。
肝臓に銅が蓄積してなる病気なのですが、銅の取り込みが増えたり、肝臓で銅の代謝が悪くなったり、銅の胆汁排泄がうまくいかなくなったりしてなる病気になります。
 
遺伝性の事もあり、遺伝性の場合は、銅の蓄積が小葉中心性に見られます。
胆汁うっ滞によって、銅が溜まってしまう二次的な肝臓細胞障害の場合は、門脈の周囲の肝細胞に蓄積します。
 
ベトリントンテリアの銅関連性慢性肝炎は、COMMD1遺伝子のexon2の欠損が明らかとなっていて、それにより、肝細胞に銅が溜まって、肝臓の細胞の壊死と炎症が起こってしまいます。
その他、ドーベルマンピンシャー、ウエストハイランドホワイトテリア、スカイテリア、ダルメシアン、ラブラドールレトリバーなどでも銅関連性慢性肝炎が報告されています。
 
ベトリントンテリア、ドーベルマンピンシャー、ウエストハイランドホワイトテリア、スカイテリア、ダルメシアン、ラブラドールレトリバーなどの犬種では、肝臓組織中の銅濃度が一般の銅の濃度よりも5倍以上多くみられることがあります。
特にラブラドールレトリバーは、慢性肝炎も多く、肝臓の銅の排泄も悪いことや食事の銅の多さなども関連していることもあるので、注意が必要です。
 
銅関連性慢性肝炎は、遺伝の事も多くありますので、好発犬種の場合は特に注意が必要です。ベトリントンテリアは、遺伝的に欠損があって銅関連性慢性肝炎になるとこがわかっていますので、食事療法などをおこない予防的対応もする場合もあります。


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