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稲の銅関連性慢性肝炎の症状と検査について

■2016/01/17 稲の銅関連性慢性肝炎の症状と検査について
稲の銅関連性慢性肝炎の症状と検査について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、犬の銅関連性慢性肝炎についての話をしました。
今回は、銅関連性慢性肝炎の症状と検査についての話をします。
 
銅関連性慢性肝炎の遺伝的な好発犬種は、生後5~6ヶ月齢ぐらいから肝臓に銅が溜まってきているにも関わらず、症状はありません。
何年も症状がないまま進行していき、銅関連性慢性肝炎になって、肝臓のキャパシティーがなくなって、初めて症状ができてきます。
そのため、症状が出てきたときには、すでにかなり進行していて、対症療法をおこなうしかなくなってしまっていることが多いです。
 
症状としては、食欲不振、嘔吐、体重が減ってくるなどの症状で、症状としては、抽象的な症状で、特徴的な症状ではありません。
そのため、銅関連性慢性肝炎の発見が遅くなってしまうこともあります。
 
慢性肝炎が進行すると肝硬変になってしまうのですが、肝硬変になってくると後天性門脈体循環シャントが起こり、門脈圧が上がって門脈圧亢進症がおこり、肝性脳症や腹水が出てくるようになります。
 
検査としては、血液検査でALT(GPT)の持続的な上昇がみられます。
また、低アルブミン血症や高ビリルビン血症、血液凝固系のPTやAPTTの延長、フィブリノゲン濃度の低下などが見られます。
これらの血液検査所見も抽象的な症状で、銅関連性慢性肝炎の特徴的な症状ではありません。
遺伝的なベトリントンテリアの場合は、血液中に銅が放出されて、溶血が起こるという報告もあります。
それでも確定診断ができる検査ではありませんので、銅関連性慢性肝炎を確定診断するためには、肝臓の生検が必要になります。
 
次回は、銅関連性慢性肝炎の確定診断の生検の話をします。


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