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犬の銅関連性慢性肝炎の食事療法について

■2016/01/19 犬の銅関連性慢性肝炎の食事療法について
犬の銅関連性慢性肝炎の食事療法について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、銅関連性慢性肝炎の組織学的検査の話をしました。
今回は、食事療法の治療について話をします。
 
銅関連性慢性肝炎の治療としては、食事療法になります。
肝臓病用の療法食のl/dや肝臓サポートを使って治療します。
銅関連性慢性肝炎のラブラドールレトリバーで、肝臓病用の療法食を食べ始める前と食べ始めた後の銅の濃度は、治療前比べると下がっていたというデーターがあります。
 
そのため、銅関連性慢性肝炎の遺伝的な犬種であるベトリントンテリアは、臨床症状や血液検査で異常が出る前から銅の量が少ない食事を使ってもいいのではないかという話もあります。
 
犬の肝臓病用の療法食の多くは銅の制限だけではなく、亜鉛の強化をしてあります。
食事に亜鉛を混ぜることにより、消化管からの銅の吸収を抑えることができます。
亜鉛は、腸粘膜でメタロチネインを作るのを誘導します。
メタロチネインは、食事由来の銅とくっついて銅の循環血液中の輸送を抑制します。
メタロチネインとくっついた銅は、腸の粘膜細胞が絨毛から剥離して脱落するときに便と一緒に排泄をされます。
 
ただ、亜鉛は、高用量で胃腸障害やお腹の痛みの原因になることがあります。
また、血液中の亜鉛濃度が高くなると溶血といって、赤血球がこわれてしまうことがあります。
膵炎を起こしたという症例報告もありますので、副作用に注意して投薬する必要があります。
 
次回は、食事以外の治療の話をします。


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