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猫の肝臓の病気、肝リピドーシスについて

■2016/01/23 猫の肝臓の病気、肝リピドーシスについて
猫の肝臓の病気、肝リピドーシスについて
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、犬の銅関連性慢性肝炎の症例の話をしました。
今回は、今まで犬の肝臓の病気の話をしましたので、猫の肝臓の病気の話をしたいと思います。
 
猫の肝臓の病気で多いのに肝リピドーシスという病気があります。
肝リピドーシスは、食欲が悪くなった猫でよく見られる病気で適切に治療をしていかないと亡くなってしまうこともある深刻な病気なので、注意する必要があります。
 
肝リピドーシスは、肝臓の中に過剰な脂肪がたまってしまい、肝臓が正常に機能しなくなった状態になります。
肝臓に脂肪がたまっている状態といえば、皆さんもご存じだと思いますが、脂肪肝ということになります。
 
脂肪が溜まって正常に機能しなくなった肝臓には、適切なカロリーが必要になり、カロリーが接種できないと、体は正常な機能を維持するために体の中に蓄えている脂肪を壊してエネルギーをつくろうとします。
大きな脂肪は、トリグリセライドとよばれる小さな分子構造となって肝臓に運ばれます。
肝臓に運ばれたトリグリセライドは、肝臓の中で、利用ができる形に処理をして、細胞が機能するための燃料として体の中に送られていきます。
 
食欲が悪くなった特に肥満の猫では、過剰なトリグリセライドが肝臓に運ばれてしまい、肝臓の細胞の中に取り込まれます。
過剰に運び込まれたトリグリセライドをうまく処理できなくなり、肝臓から送り出される脂肪よりも肝臓に取り込まれるトリグリセライドの量が多くなってしまいます。
そうなると過剰に取り込まれたトリグリセライドが肝臓の細胞の中に蓄積されて、肝臓の細胞が正常な機能をしなくなり、肝機能不全になってしまいます。
 
肝臓では、血液中の毒素を除去したり、薬物を代謝したりする機能があり、この機能が低下すると毒素が除去できなくなり、血液中に毒素が充満して、肝性脳症という状態になります。
肝性脳症になると脳に毒素が回ってしまいますので、発作や癲癇のような神経症状が出るようになります。
深刻な神経症状になることもありますので、注意が必要になります。
明日も肝リピドーシスの続きの話をします。


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