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猫の肝臓の病気、肝リピドーシスの診断について

■2016/01/26 猫の肝臓の病気、肝リピドーシスの診断について
猫の肝臓の病気、肝リピドーシスの診断について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、肝リピドーシスの症状についての話をしました。
今回は、肝リピドーシスの診断について話をします。
 
肝リピドーシスの診断としては、血液検査では、猫ではALPの値が非常に高くなります。
ALT、GPTやAST、GOTの値も軽度から中等度の上昇がみられます。
ほとんどの場合は、ALPほどの上昇はありません。
 
肝臓の機能不全がおこるとビリルビンが高くなって、黄疸が出てきて、粘膜や皮膚が黄色くなってきます。
尿にもビリルビンが出てきて、黄色おしっこをするようになります。
更に肝機能不全が進むと血糖値が下がって低血糖を起こしたり、肝臓でアルブミンが作られなくなり低アルブミン血症になったり、アンモニアの代謝ができなくなり、高アンモニア血症になったり、血液の凝固因子を肝臓で作っているので、血液凝固因子が作られなくなり、血液凝固異常が起こるようになります。
 
レントゲン検査では、軽度から中等度の肝臓が大きくなっているのがみられます。
超音波検査では、肝臓全体がざらざらしているようにみえます。
 
肝リピドーシスの確定診断としては、針による細胞を摂取して、組織学的に検査をおこなう方法で、細胞の中に脂肪球を確認する方法になります。
針吸引による細胞診は、おとなしい子であれば、超音波で肝臓を確認しながら針をついて細胞を採取します。
どうしても暴れてしまったり、嫌がってしまったりする場合は、軽い鎮静をかけて針をつくこともあります。
最近では、腹腔鏡の普及により、麻酔をかけて腹腔鏡による肝臓の組織を採取する方法もあります。
一般的なのは、麻酔をかけて開腹をおこない、肝臓の組織を採取する方法があります。
 
肝リピドーシスになっている猫は、血液凝固異常になっている場合があるので、検査をおこなうときは注意が必要で、検査前には血液凝固系検査をおこない、血液凝固異常が起こっていないか確認する必要があります。
 


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