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猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の診断の話

■2016/02/06 猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の診断の話
猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の診断の話
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、猫のリンパ球性胆管炎の話をしました。
今回は、猫のリンパ球性胆管炎の診断の話をします。
 
リンパ球性胆管炎の診断は、確定診断をつけるためには、病理組織学的検査が必要になりますので、組織が必要になります。
超音波検査や臨床病理学的所見も合わせて、仮診断をつけることはできても確定診断をつけることはできません。
 
血液検査所見としては、肝酵素の上昇が軽度から中等度で、好中球性胆管炎の肝酵素の上昇より低いことが多いです。
肝酵素の上昇があまり高くならないので、わかりにくいです。
好中球性胆管炎のように好中球の増加はあまりおこりませんが、上昇することもありますので、この当たりもわかりにくいです。
 
リンパ球性胆管炎として、特徴的な血液検査所見としては、γグロブリンが高くなることが特徴的なのですが、猫の場合FIPでもγグロブリンが高くなりますので、これだけでは診断がつきません。
 
レントゲン検査は、特徴的な所見はなく、肝臓が大きくなったり、腹水が溜まってきたりすることもありますが、これもリンパ球性胆管炎の特徴ではありません。
 
超音波検査では、胆管の拡張が見られます。
総胆管や胆嚢が拡張していたり、胆管の壁が厚くなっていたりすることがあります。
これは、1つの所見として有用になりますので、この所見がみらえるとリンパ球性胆管炎の疑いが出てきます。
拡張した胆嚢の中には、胆泥がみられることもあり、犬では胆泥は多いですが、猫ではあまり見られないので、胆管の拡張や胆泥が見られればリンパ球性胆管炎を疑うことができます。
ただ、この所見も肝外胆道閉塞でもみられる所見になりますので、その他の臓器を注意深く観察します。
膵臓、小腸、腸間膜の脂肪などを確認して、肝外胆道閉塞を除外しておく必要があります。
 
診断は、もう少しありますので、次回に続きます。


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