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猫の肝臓の病気、リンパ球性胆管炎の診断の続き

■2016/02/07 猫の肝臓の病気、リンパ球性胆管炎の診断の続き
猫の肝臓の病気、リンパ球性胆管炎の診断の続き
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の診断の話をしました。
今回も、その診断の続きの話をします。
 
猫のリンパ球性胆管炎になった場合は、血液凝固系に異常が出てくることがあります。
肝臓が悪くなることにより、血液凝固時間が長くなり、出血が止まりにくくなります。
そのため、肝臓の生検をする場合は、必ず血液凝固系検査をおこなう必要があります。
 
血液凝固系で異常がみられる場合は、肝臓の生検をする前にビタミンKの投薬をしたり、輸血の用意をしたり、凍結新鮮血漿を作っておいて、出血が止まらない場合には、点滴する準備をしておくことが大事になります。
 
最終的に確定診断をするためには、どうしても生検が必要になります。
そのためには、麻酔をかけて開腹手術をおこない肝臓の組織を採取したり、腹腔鏡で採取したりする必要があります。
現在なら腹腔鏡がある2次診療施設もありますので、そこで腹腔鏡による組織生検をおこなうことも可能です。
まだ、限られた施設でしか腹腔鏡の設備がないため、一般の動物病院では開腹手術を肝臓の組織を採取して、組織診断をすることになります。
 
また、猫の場合は、猫伝染性腹膜炎(FIP)を除外しておく必要があります。
FIPでも腹水が溜まったり、肝臓が悪くなったりしますので、FIPかどうかの検査をおこなっておく必要があります。
現在では、FIPのPCR検査ができるようになっているため、精度は昔より高くなりました。昔はFIPの検査は、グレーゾーンがあり、FIPかもしれないし、違うかもしれないというグレーゾーンがあったため、飼主様からしてもどっちなんだと思われることもありましたが、今は、PCR検査ができるようになりましたので、遺伝子レベルで調べることができ、精度が上がったので、昔よりも信頼度が増しています。
 
検査技術も進歩していき、数年前よりも格段に制度が上がっていますので、診断もだいぶつけられるようになってきています。
医療技術の進歩は、素晴らしいものがありますね。


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