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猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の治療について

■2016/02/08 猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の治療について
猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の治療について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、猫の肝臓の病気のリンパ球性胆管炎の診断の続きの話をしました。
今回は、リンパ球性胆管炎の治療の話をします。
 
リンパ球性胆管炎の治療は、主に免疫抑制量のステロイドを使って治療します。
ただ、この治療にはさまざまな意見があります。
そもそもリンパ球性胆管炎の原因がわからないことがまだたくさんあるので、それに対してステロイドを使うことに反対の研修者もいらっしゃいます。
リンパ球の浸潤が組織的にみられるので、ステロイドが効果を得ているのもあります。
これはこれから先、原因が判明して来たら治療も変わってくる可能性がありますが、今のところは、初期治療としてはステロイドを使って治療します。
 
肝臓の薬として、ウルソデオキリコール酸は、胆汁の量を調整して、胆汁酸の毒性を減少する効果があり、胆汁排泄作用と抗炎症作用があるために使用します。
胆汁は、肝臓に対しては酸化毒性があるので、抗酸化作用のあるサプリメントやビタミンEを使うこともあります。
ウルソデオキリコール酸も抗酸化サプリメントもビタミンEもリンパ球性胆管炎の治療というよりも肝臓の対症療法になります。
 
食欲が落ちてしまうと肝リピドーシスになってしまうことが予測されるので、食事をちゃんと食べているか確認する必要があります。
食事がちゃんととれていないのであれば、チューブの設置をおこないちゃんと栄養の補給をする必要があります。
 
リンパ球性胆管炎は炎症性腸疾患を併発していることが多いので、炎症性腸疾患の食事療法を併用することもあります。
更に膵炎を併発することも多く、三臓器炎になっていることも多いです。
三臓器炎になっている場合は、チューブの設置、点滴治療などが必要になるため、入院治療が必要になります。
 
リンパ球性胆管炎は、よくなったり悪くなったりを繰り返すことが多く、予後はあまりよくないことが多いです。
ただ、リンパ球性胆管炎でなくなってしまうことは少なく、慢性経過をたどっていくことが多いです。


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