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猫の肝胆道系の病気の硬化性胆管炎について

■2016/02/09 猫の肝胆道系の病気の硬化性胆管炎について
猫の肝胆道系の病気の硬化性胆管炎について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、猫のリンパ球性胆管炎の治療の話をしました。
今回は、硬化性胆管炎の話をします。
 
猫の肝胆道系の病気として、好中球性胆管炎、リンパ球性胆管炎と話をしてきました。
肝胆道系の病気として、もう一つ硬化性胆管炎があります。
ただ、猫にはあまり多くありません。犬の方が多い病気になります。
 
硬化性胆管炎は、胆汁性肝硬変ともいわれていて、肝臓が最終的に繊維化をおこして肝硬変になり、硬化性胆管炎がみられるようになります。
 
胆管の壁のび漫性に増殖した繊維化を伴った胆管になり、肝小葉全体に広がって、肝臓の構造と循環を壊されてしまう病状になります。
ほとんどが、慢性の胆道系の病気として最終段階で見られます。
胆管の完全閉塞や慢性の重篤な肝吸虫によるものが多いですが、猫では、好中球性胆管炎やリンパ球性胆管炎が進行して、硬化性胆管炎になることは少ないです。
 
症状としては、他の胆管炎の症状と同じですが、慢性経過による症状になりますので、好中球性胆管炎のような急性の症状になることはありません。
食欲が落ちたり、元気がなくなったり、黄疸が出たりという慢性の胆管炎の症状になります。
 
慢性の門脈圧亢進症になることもあり、腹水が出たり、胃や十二指腸の潰瘍ができたり、後天性門脈シャントが起きたり、肝性脳症が見られたりすることもあります。
 
診断は、肝生検によって確定診断をすることになり、組織を採取する必要があります。
レントゲン検査で肝臓が大きくなっていることがあります。
通常では、肝臓が線維化を起こしてくると小さくなるのに対して、肝臓が大きくなっていることがあります。
 
慢性の胆管閉塞の猫では、ビタミンK欠乏症がよく見られるため、ビタミンKの投薬が必要になることもあります。
 
治療としては、対症療法になってしまいます。
慢性の肝胆道系の繊維化なので、治すことは難しく、症状治療になります。


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