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猫の肝臓の病気の肝外胆管閉塞について

■2016/02/10 猫の肝臓の病気の肝外胆管閉塞について
猫の肝臓の病気の肝外胆管閉塞について
おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
 
前回は、猫の硬化性胆管炎についての話をしました。
今回は、肝外胆管閉塞について話をします。
 
猫の肝臓の病気で多いのが、複数の病気によっておこる肝外胆管閉塞があります。
肝外胆管閉塞の原因としては、胆管の外から圧迫されて閉塞が起こる場合と胆管の中で閉塞が起こる場合があります。
両方が重なって起こっていることも多いです。
 
例えば、胆管炎では、浮腫と炎症が起きて胆管の外から圧迫が起こり、さらに粘調性の高い濃縮胆汁により、胆管の中の閉塞が起こって肝外胆管閉塞が起こってしまいます。
猫の肝外胆管閉塞の原因で最も多いのが、小腸、膵臓、胆管の障害によるもので、この3つが組み合わさって三臓器炎になって起こることが多いです。
 
次に多い原因は、胆道系や膵臓の腫瘍になります。
胆石による閉塞は猫では、まれで犬では多い病気になります。
コレステロールやカルシウム、あるいは混合によって結石ができて、胆管炎をひきおこすといわれています。
猫においてビリルビン結石が検出された場合は、基礎疾患に溶血性疾患がないかどうか調べる必要があります。
 
症状としては、黄疸、食欲低下、嘔吐、肝臓の腫大などが見られますが、その他の肝臓の病気と同じような症状なので、症状から区別することはできません。
完全な胆道の閉塞が起こるとうんちに胆汁が混ざらなくなり、灰色になります。
肝外胆管閉塞の猫では、ビタミンKなどの脂溶性ビタミンの吸収不良となる危険性が高くなります。
腸管内に胆汁酸塩が少なくなり、脂肪が消化できなるくなることによって起こります。
腸管、膵臓、両方の病気が重なっていることが多く、余計に脂肪の吸収は低下します。
 
ビタミンKが不足することにより、血液凝固系に異常が起きるため、組織生検をするときや閉塞を除去するための手術をおこなうときは、血液凝固系を調べておく必要があります。
必要に応じてビタミンKの投薬をおこなう必要があります。
 


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