おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
前回は、耳炎とアトピー性皮膚炎の話をしました。
今回は、耳介の腫瘍の話をします。
犬の耳介の腫瘍は、肥満細胞腫を除けは、良性の傾向が多いです。
猫の耳介の腫瘍は、悪性の傾向があります。
耳介は、皮膚と結合組織と軟骨から構成されています。
この3つの組織からの腫瘍があるので、いろいろな腫瘍があります。
一般的な腫瘍のご紹介をしていきます。
乳頭腫は、ほとんど犬だけみられる腫瘍で、コッカースパニエルやプードル、シーズーになどによくみられます。
見た目はイボのような形で外傷によって出血しやすくなっています。
乳頭腫の多くはシダの葉っぱのような形をしています。
乳頭腫は、外耳道内にもできることがあります。
良性の腫瘍なので、取れば問題ありません。
犬の皮膚組織球種は、犬では最も多くみられる腫瘍になります。
50%は2歳未満の子で発症しますが、それ以降の年齢でも発症します。
この腫瘍は、耳介の背側の基部の付け根の近いところにできやすいです。
腫瘍は、硬くドーム状で赤く境界がはっきりしていて、急に大きくなることが多いです。
塊が潰瘍化することもありますが、いっぱいできることはなく、単発で発症します。
塊に針をついて細胞を確認して診断します。
皮膚組織球種であれば、外科的な処置を取らなくても自然となくなることが多いです。
外科的に摘出しても再発することもなく、摘出後は問題ありません。
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