わんちゃんの部屋
- 意外と重要な耳のかゆみ -

外耳炎とは、耳の入口から鼓膜までの外耳と呼ばれる部分に起こる炎症です。

よく耳・頭を振る、後ろ足で耳を掻く、耳をこすりつける・・・

そんな仕草は見られませんか?

耳がくさい、耳の中が赤くなっている、耳の中に汚れがたまっている・・・

このようなことが気になった事はありませんか?

これらはすべて外耳炎の症状です。

 

 

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外耳炎は、外耳道で細菌やカビが繁殖することによって、耳垢が増えてかゆくなる病気です。

どんな犬種でも発生しますが、耳が垂れさがっている、耳の中に毛が生えているという犬種は、外耳道に湿気がこもりやすいため特に外耳炎になりやすいといわれています。

また、細菌やカビが繁殖する背景に、アトピーやアレルギーが隠れている事もあります。 

 

治療は耳の洗浄をすることで物理的に耳垢を取り除き、治療薬を点耳します。

まずは、耳用の洗浄液を耳の中に直接入れ、耳の根元を軽くマッサージすることで耳の奥に溜まっていた耳垢を取り除きます。

耳垢を取り除いた後に、炎症の原因に合わせて、抗生物質や抗真菌剤の点耳薬を耳の中に入れて洗浄のときと同様に軽くマッサージすることで外耳道全体に馴染ませていきます。

炎症が激しい場合や、点耳が難しい場合には、飲み薬によって治療することもあります。

また、背景にアトピーやアレルギーなどの基礎疾患が隠れている場合には、その疾患に対しての対応をしていきます。

 

「外耳炎はただ耳がかゆいだけの病気」

そんな風に思ってしまうかもしれません。

しかし、外耳炎は放っておくと、鼓膜をこえて中耳炎、さらに内耳炎へと進行していきます。

ここまで進行してしまうと耳が聞こえにくくなったり、頭が傾く(斜頚)、運動失調など神経症状が見られるようになります。

また治療も、全身麻酔をかけて行わなくてはならない場合もあります。

 

こうならないためにも、日ごろからの耳のケアを自宅で行うことがとても重要です。

耳のケアは、耳用の洗浄液を耳の中にたらし軽くマッサージするという簡単なものです。

これを少なくても週に1回程度行うことで、外耳炎はだいぶ予防することができます。

一つ注意しなくてはいけないことは、洗浄の時には綿棒は使わないでください。

綿棒を使って耳垢を取ろうとすると、耳の奥に耳垢を押し込んでしまったり、強くこすることによって逆に刺激となってしまうこともあるためです。

 

外耳炎は、どんなわんちゃんでもいつなるか分からない病気です。

しかし、日ごろからのケアで十分予防できる病気でもあります。

わんちゃんとのスキンシップにもなりますし、ぜひ日々の生活にとりいれたいですね♪

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