
鼻水が出る、くしゃみをする、目やにが出る・・・。
こんな症状が見られるうさちゃんはいませんか?
それはパスツレラ症かもしれません。
パスツレラ症とは、パスツレラ菌という細菌が鼻や傷口から感染することによって起こる病気です。
しかし、感染したからと言って必ず症状が出るわけではない病気です。
多くの場合は、細菌が体内に存在していても特に症状が見られない、キャリアーという状態になります。
キャリアーになったうさぎは、飼育環境の悪化、栄養不良、ストレスなど免疫機能が低下することによって症状がみられるようになります。
主な症状として・・・
・鼻水、鼻づまりのような鼻炎、副鼻腔炎
・充血、涙がでるなどの涙のう炎、結膜炎
・首をかしげたようになる中耳炎、内耳炎
などさまざまです。
また急性の全身症状として発熱することもあり、場合によっては死亡することもあります。
治療には抗生物質の投与を7~14日間行います。
また慢性的に症状がみられるような場合は、数ヶ月にわたっての長期投与が必要になることもあります。
しかし抗生物質の投与は、症状を予防、軽減、消失することは出来ますが、パスツレラ菌そのものを体内から排除することはできません。
そのため、パスツレラ菌に感染してしまったうさぎは、生涯にわたって細菌と付き合っていかなくてはなりません。
パスツレラ症を予防できるワクチンはありません。
感染を予防するためには、症状などから感染していることが疑われるうさぎと接触を避けることが一番です。
また、パスツレラ菌は次亜塩素酸ナトリウム(台所用の漂白剤に含まれている成分)に弱い性質があるので、このような消毒薬を用いて消毒をすることも予防になります。
では、すでにパスツレラ菌に感染してしまっている場合はどうしたらいいでしょうか。
換気をよくする、こまめに掃除をするなど生活環境を清潔に保ってあげる、ストレスを軽減してあげる、このようなことによって症状が出てきてしまうのを防いであげましょう。
























