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ウサちゃんの健康管理

ウサちゃんと過ごされている飼主様に知ってほしい情報をお届けします。

病気の事から予防のこと、簡単なご自宅でのケアなどを発信したいと思います。
ウサちゃんと飼主様が笑顔で過ごせるお手伝いをしたいとこのページも設けました。是非、ご覧ください。

ウサちゃんの不妊手術、考えてみませんか?
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ウサちゃんの避妊手術や去勢手術、考えたことありますか?

考えたことはあるけど悩んでるんです・・・という方はいらっしゃいませんか?
そこで今回は、ウサちゃんの「不妊手術」についてのお話です。

悩まれている方の参考にして頂ければと思います。

避妊手術

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女の子に行う不妊手術で、開腹(お腹を開く)して卵巣と子宮を摘出する手術です。

生後6ヶ月以降から可能で、12ヶ月までが最適と言われていますがそれ以降でも問題ありません。避妊手術をすることで、妊娠や偽妊娠(妊娠していないのに妊娠しているかのような体や行動の変化)を予防する事が出来ます。

男の子への攻撃性や性行動も減少します。しかし、穴掘り行動や、順序づけのためのマウンティング行動はなくならない事が多くあります。攻撃性も、テリトリー行動によるものならば減少しますが、他の理由、たとえば恐怖や痛み、学習によるものだとほとんど変わりません。そして、避妊手術の一番のメリットは「病気の予防」です。

ウサちゃんの女の子の多くは子宮の病気になります。種類にもよりますが、多い場合は80%以上の子が子宮の病気になると言われています。特に高齢で、出産経験のないウサちゃんで発生しやすい傾向があります。ほとんどの子宮の病気は、子宮の悪性腫瘍です。肺や他の臓器に転移することも多く、根治治療が難しい病気です。避妊手術で子宮を摘出してしまえば絶対にかかるはずがありませんよね。

同時に、乳腺の腫瘍も予防する事が出来ます。

去勢手術

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男の子にする不妊手術で、精巣を摘出する手術です。

生後4ヶ月以降であれば手術可能です。女の子同様、攻撃行動が減少します。マウンティングや尿スプレーも減らすことが出来ます。

女の子と一緒に生活する時は、繁殖させないために行います。また、精巣がお腹の中に残ってしまっている場合(陰睾)や、精巣の腫瘍の時も治療として行う必要がある場合もあります。

避妊・去勢手術はもちろんそのままでは出来ないため、全身麻酔をかけて行わなければなりません。当然麻酔のリスクというのもありますので、しっかりと手術前の検査を行う必要があります。

そして体を切るのですから、痛みも当然あります。ご自宅で痛み止めの内服を飲んでいただく必要があります。術後に食欲が落ちてしまったり、元気がなくなってしまうということもあるため、ご自宅でしっかりと観察していただくことも大切です。

しかし、手術から1週間以内には元通りの生活に戻ってくれることがほとんどです。麻酔のリスクや術後のご自宅でのケア、心配なことも多いかと思います。しかし、将来の病気の可能性を考えると、特に女の子の場合は長生きにつながると思いませんか?

健康で長生きしてほしいですよね。不妊手術を検討してみてはいかがでしょうか。ご不明な事、ご質問、ご心配なことがありましたら、スタッフまでお気軽におたずね下さい♪

人もうさぎも同じ!女の子がかかる病気

人間の病気で、女性特有の病気(子宮、卵巣、乳腺にできるもの)はいっぱいありますよね。

近年では増加傾向にあるようで、定期的に健診を受けましょうとよく耳にします。実はウサちゃんの世界でも、女の子特有の病気が多く存在します。

今回は、そんな女の子に起こる病気、その中でも子宮の病気のご紹介です。

子宮腫瘍

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良性の平滑筋腫(人で言う子宮筋腫)や、悪性の平滑筋肉腫や子宮腺がんが発生します。

中でも子宮腺がんは、女の子のうさぎに発生する腫瘍のなかで最も多い腫瘍です。3歳以上で避妊していない女の子の50~80%で子宮腺がんが発生すると言われています。

平滑筋腫や平滑筋肉腫は、子宮腺がんと同時にできることが多くあります。子宮腺がんができると、血尿が出たり、食欲が低下します。乳腺にしこりが出来ることもあります。

子宮腺がんはゆっくりと大きくなり、1~2年かけて他の臓器へ転移していきます。肺への転移が多く、肺転移を起こすと予後は非常に悪くなり、化学療法なども効果はありません。やがて呼吸困難となりなく亡くなってしまいます。

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子宮内膜過形成

4歳以上のうさぎの子宮に発生する病気の中で一番多い病気です。

子宮の内部をおおっている子宮内膜が異常に増えてしまう病気で、どんどん進行していきます。増えてしまった子宮内膜がポリープを作り、水ぶくれのようなものが子宮の中に出来てしまいます。

そして子宮内膜過形成は、やがて子宮腺がんへと進行していきます。

この病気でも血尿が出て、食欲が低下し、乳腺にしこりが出来ます。また血尿がでるため、貧血してしまいます。

子宮水種

子宮の中に水がたまる病気で、4歳ぐらいから多くなります。お腹がまんまるにふくれてるのに体重が減ってきた、呼吸があらい感じがするなどの症状が見られます。

水がたまった子宮が他の臓器を圧迫するため、呼吸もしにくくなってしまうからです。この病気は死亡率約50%と言われています。

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高齢で出産経験のないウサちゃんがこれら子宮の病気にかかる確率は80%ほどと言われています。

では、このような子宮の病気にかかってしまったら、あるいはかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

一番良い方法は卵巣と子宮を摘出してしまう避妊手術を行うことです。卵巣、子宮がなければもちろん子宮の病気にはなりません。また発情を繰り返すことで乳腺の腫瘍ができることもあります。

避妊手術を行うと発情は起こりませんので、乳腺腫瘍の発生率を大幅に抑えることが出来ます。

避妊手術を行うタイミングとして最適と言われているのは生後4~6ヶ月です。しかしこの時期を過ぎたからと言って、もう手術できない、というわけではありません。

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もちろん全身麻酔をかけて行わなくてはならないためリスクもあります。

麻酔のリスク、費用、将来病気になる確率・・・考えなくてはならない事も多くなかなか決断は難しいことかもしれませんが、一度検討してあげるのもいいのではないでしょうか。

進化したうさぎの歯のお話

うさぎは低カロリーの植物を大量に食べることで栄養を得ています。そのため、歯や消化管が高度に進化しました。そこで今回は、進化したうさぎの『歯』とその病気についてのお話です。

ウサちゃんの歯を見たことはありますか?

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上と下に前歯が2本ずつ見えるかと思います。

実は、上の前歯の後ろにもう2本小さな前歯が隠れているのご存知ですか?この2本の小さな前歯によって、うさぎはネズミ(げっ歯類)と区別されます。

この前歯を左右に動かすことで食べ物を切り取っています。

犬歯はなく、奥歯が密着して生えています。奥歯では食べ物をすり潰して飲み込みやすくしています。(右写真:正常なうさぎの前歯)

そしてうさぎの歯の最大の特徴は『伸び続ける』という事です。

野生のうさぎは野草を食べて生活していますよね。野草は研磨性が高く、歯がどんどんすり減ってしまいます。これに適応するため、うさぎの歯は伸び続けるように進化をしたのです。

伸び続ける歯は、野草による研磨とのバランスによって絶妙な長さに調整されています。しかしこのバランスが崩れてしまうと、歯が伸び続けてしまい、歯科疾患『不正咬合』へとつながっていきます。

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原因は一つではなく、いろいろな問題が複雑に絡み合って不正咬合になります。

柔らかい食べ物(ソフトペレット、パン、ごはん、スナックなど)は研磨性が低く歯が削れないやめ、歯が伸びすぎてしまいます。

また、落ちてしまった、ぶつけてしまったなどの事故によって歯が破損してしまう事も原因になります。一か所の破損によって食べる時の口の動き方に影響を与え、全体の不正咬合へとつながっていきます。(右写真:不正咬合の前歯)

私たちがウサちゃんの不正咬合に気がつくのは前歯が伸びてしまった時ですが、実はその前から奥歯が伸びていることが多くあります。

奥歯が伸びてしまうと、口の中の粘膜や舌を傷つけてしまい、痛みで食欲が落ちることがあります。またその傷から感染を起こすこともあります。

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感染を起こすと顔が腫れたり、顔に膿のかたまりができてしまいます。感染から目に炎症が広がる事もあり、涙が出たり、目から膿がでることもあります。

顔にかたまりができる、顔が腫れる、涙が多い・・・そんな症状ありませんか?

前歯の長さ、向きがそろっていない、という事はありませんか?

高度に進化したうさぎの宿命とも言える病気、不正咬合。

定期的なチェックで歯の異常を早期に発見してあげたいものです。しかしお家ではなかなか口の中を見るのは難しいかと思います。

一度病院で歯のチェックを受けてみてはいかがでしょうか♪

ウサちゃんの食生活を見直してみませんか?

ウサちゃんのフード、なにを与えていますか?

ラビットフード、牧草、生野菜、果物、おやつ・・・いろいろあると思います。

いったいどのような食生活にしてあげたらいいのか悩んでしまう。そんな方はいらっしゃいませんか?そこで今回は、ウサちゃんの食生活についてのお話です。

最善の食生活とは、簡単に言ってしまえば野生のうさぎに近い状態と言えるでしょう。

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野生のうさぎはなにを食べているか、ずばり「草」です。生の青草は、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルをバランスよく含み、最も良い栄養源です。特に食物繊維は、うさぎの腸管運動を活性化させたり、腸内細菌のバランスを整えるためにとても重要です。

また研磨性が高いことから、適度に歯を削る事が出来るため、歯が伸びすぎてしまうことを防ぐことが出来ます。

放牧をして自由に食べさせてあげることが理想ですが、実際は難しいですよね。刈りたての草を好きなだけ食べさせてあげるとよいでしょう。

生の青草を与えるのは難しい・・・そんな場合は青草の代用として乾燥した草=牧草を与えてあげましょう。

代表的なものはチモシー、ライグラス、オーチャードグラス、メド―グラスなどです。

アルファルファやマメ科(クローバーなど)はタンパク質、カルシウムが多く含まれ、カロリーも高い牧草です。そのため、成長したウサちゃんが食べると肥満になったり、尿石症になる可能性があるので与えるのを控えましょう。

青草の代わりに野菜、特に青菜を与えていただいてもかまいません。ニンジン、ブロッコリー、パセリ、セロリ、カブの葉、チンゲン菜、大根の葉、小松菜、サラダ菜などです。

レタスやキャベツ、白菜などは食感がいいためウサちゃんは好んで食べます。しかしこれらの野菜は栄養価が低い上、あまり咬まなくても食べることができるため、歯が長くなってしまったり、軟便や下痢になる事があります。

また大量にキャベツを食べると甲状腺腫ができるという報告もありますので、これらの野菜は控えましょう。もちろん、ネギやタマネギ、ニラなども中毒起こすので与えてはいけません。

このような青草や牧草、青菜を自由に食べられるようにしてあげましょう。これらの葉っぱ類を十分に食べている場合は、ミックスフードやペレットのようなご飯は必要ありません。

ミックスフードやペレットはタンパク質、脂肪が多く含まれていますが、食物繊維があまり含まれていません。そのため、これらのフードを食べ過ぎると、胃腸の運動が低下したり、肥満になってしまいます。

それでもやっぱりペレットを好んで食べるウサちゃんもいるかと思います。そんな場合は、粒が小さくて硬めのものを選んであげましょう。

ペレットは自由に食べさせるのではなく、一日に体重1kgあたり25gまでの量であたえるようにしてください。
(1kgのウサちゃんなら25g、2kgのウサちゃんなら50gまでです)

果物をあたえているかたもいらっしゃいますよね。

果物は単糖とよばれるブドウ糖の一種が多く含まれています。この単糖は胃腸障害を起こしやすいので、与えるのであればごく少量をおやつとして与えましょう。また豆類やトウモロコシ、パンやナッツなどのおやつは脂肪、炭水化物が多く含まれているので絶対に与えないでください。

ちょっと食生活を見直してみよう!

そう思われた方に一つ注意して頂きたい事があります。ウサちゃんのフードを変更していく時は、少しずつ、数週間かけてフード内容を変更してください。

腸内細菌が新しいフードになれるためには時間がかかります。そのため急激なフードの変更は体調を崩す原因になります。

また、凍ってるもの、かびている物、芝刈りで刈られた草などは胃腸障害を起こすため控えなくてはなりません。

これらのフードをしっかりと与えていただいていれば、サプリメントなどを与える必要はありません。

健康は食生活から!

しっかりとした栄養管理をして長生きさせてあげたいものですね。

気をつけて!ウサちゃんの糞の状態
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ウサちゃんの体調管理でとても大切なのは『便』の状態です。便の粒の大きさと量を日頃からチェックしましょう!

  • 1つ1つの便がいつもより小さくなっていないか?
  • 便が1つ1つ繋がっていないか?
  • 便がかたまりで出ていないか?

などを確認しましょう!さらに・・・

  • ご飯を食べなくなった
  • 食欲が落ちた
  • 便が少なくなった

などの症状が見られたら「毛球症」の可能性があります。
毛球症とは、胃の中に毛や異物がたまってしまう病気です。

ふじわら動物病院でも毛球症で来院されるコが多く、ウサちゃんの病気の中でも比較的症例数が多いです。
ウサちゃんは胃の中に毛球が出来てもネコのように吐き出す事ができず、様々な消化器症状をおこします。
容態は軽度で済むコから重度なコは亡くなってしまう事もあります。

是非、日頃から糞のチェックを習慣にし、異常に早く気づいてあげれるようにしてください。

首をかしげるうさぎのお話
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首をかしげている、もしくはかしげていたことがあるウサちゃんはいませんか?首をかしげることを「斜頚(しゃけい)」と呼びます。今回はウサちゃんの「斜頚」についてのお話です。

体や頭のバランスは、耳の奥にある前庭という器官と脳によって保たれています。このバランスを保つ器官に問題が生じると、首を傾げたような「斜頚」という症状が見られます。斜頚は突発的に起こることがあります。昨日までなんでもなかったのに、朝起きたらあれ?という事がほとんどです。よくみられる斜頚の原因は主に2つです。

細菌性中耳炎、内耳炎

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前庭という器官は耳の奥、内耳にあります。そのため、中耳や内耳の炎症が前庭に影響し、斜頚という症状になることがあります。中耳炎、内耳炎の原因は、外耳炎から広がる場合と、鼻から広がる場合があります。

なんで鼻?と思いますよね。

実は、耳と鼻は「耳管」という管でつながっています。そのため、この管を伝って鼻の炎症(鼻炎、副鼻腔炎)が中耳・内耳の炎症へと広がる場合があるんです。いずれの場合も感染が原因の為、抗生物質を飲ませていただくことで治療します。

エンセファリトゾーン

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細胞の中に寄生する「原虫」という寄生虫の一種です。

感染したウサちゃんのおしっこの中に、感染力を持った子供が排出されます。それを飲み込むことで全身の臓器に感染してしまいます。感染した場所によって症状は様々ですが、脳に感染することで斜頚や麻痺が起こります。

しかし、感染しても全く症状が出ない「不顕性キャリアー」という状態になることも多くあります。

その場合は、体の中に虫はいてもうまく共存してしまいます。実は、ペットとして飼われているウサちゃんの半分以上がこの虫を持っていると言われているんですよ!

ここで一つ注意です。

エンセファリトゾーンは人間や他の動物にも感染します!特に免疫力が低下している人(若齢・高齢の方、抗がん剤や免疫抑制剤を使われている方)では重症になる事がありますので注意が必要です。治療により完全に虫をなくすことは難しいため、お薬で症状を軽減することが主な治療となります。

原因に関わらず、軽症の場合はうまく適応して、バランスを保ちながらフードも食べてくれます。

症状が重篤な時はバランスを崩してしまったり、体が回ってしまったり(ローリング)してフードが食べられなくなります。この時には体が回ることでケガをしてしまう事もある為、ケガをしないような配慮が必要です。

あれ?なんか首をかしげている?

そんな斜頚の姿を見たらすぐに病院を受診しましょう♪また、ウサちゃんを触ったらしっかりと手を洗いましょう!

ウサちゃんの行動について

ウサちゃんが動き回っている姿、かわいいですよね。
ずっと見てても飽きない!なんて方も多いのではないでしょうか。

何してるの?とちょっと不思議に思う事もありますよね。そこで今回はウサちゃんの『行動』についての雑学です。

活動

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「うさぎはぬいぐるみのように穏やかな動物」と思っていませんか?

実はウサちゃんはとても好奇心が旺盛な動物なんです!朝と、夕方から夜にかけての時間帯によく活動をします。

活動中はテリトリー内を熱心に探索したり、跳んでまわります。

見つけた物を鼻と口で熱心に調べたり、口にくわえて投げてみたり。
家具に飛び乗ったり、高い所によじ登ったり、カーテンの後ろに隠れてみたり、人を追いかけてみたり・・・突然飛びあがって体を180度ひねる、なんてこともありますよね。部屋の中をあちこち探検し、気がつくと「え、こんな所に!?」とびっくりする事も!

ですので、お家の中やお外でお散歩をさせてあげる場合は、ケガをしないように気をつけてあげて下さい。

活動時間以外はケージやサークルのなかでお昼寝をしています。ウサちゃんは目を開けたまま眠ることができるため、寝ていることに気がつかない事もあるかもしれませんね!

社会性

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一緒に生活しているウサちゃんがいる場合は、お互いにグルーミングをしたり、触れ合ったり、一緒に眠ったりと仲良く過ごします。飼い主の髪の毛を熱心にグルーミングしてくれることもあります。

一匹だけで飼われているウサちゃんは、他の動物(犬や猫)、人間に対して優位な立場と認識します。顔を突き出してグルーミングをせがんだり、手や足をなめて「撫でて♪」とアピールすることがあります。特に頭を撫でてもらう、グルーミングしてもらうという事は優位な立場にあるという意味になるそうです。

ここで、他の動物と同居する時の注意点です。

ウサちゃんはもともと草食動物。
そのため肉食動物、特にフェレットに対して本能的に恐怖心を示すことがあります。

臭いだけでもおびえてしまう事もありますので、同じ家でウサちゃんとフェレットを飼う事は難しいかもしれません。犬や猫はあまり恐れずに受け入れてくれますが、人間がいない所で一緒にすることは避けましょう。

ウサちゃんと一緒に生活していると、いろいろな「声」を耳にすることはありませんか?

犬や猫のように大きな声では鳴きませんが、ウサちゃんも声で意思表示をしています。よく耳にする鳴き声とその簡単な通訳を並べてみました。

○(なでている時)歯を細かく鳴らす=気持ちいいなぁ、満足♪

○唸る、シー(+歯をむいて突進)=邪魔しないで!機嫌悪いんです!

○高温の悲鳴=キャーびっくり!怪我しちゃった・・・

○後ろ足をドンドン(スタンピング)=危ない!

○大きな歯ぎしり(+動きたがらない)=痛い!!

○(飼い主の周りをまわりながら)ハミングのような音=誘惑しちゃうよ♪(交尾行動の前ぶれ)

グルーミング

#

自分の体をグルーミングすることは「健康の証拠」です。

まず前足の裏をなめ、次に耳や顔全体、そして最後に全身を舌で整えていきます。ウサちゃんは年に2回、毛の生え換わりの時期(換毛期)があります。この時期は抜け毛が多くなるため、グルーミングの時に毛を飲み込んでしまう量も増えてしまいます。

大量の毛を飲み込んでしまうと、胃の中で毛球(毛玉)が出来てしまい、胃腸の動きが悪くなってしまう事があります。

生え換わりの時期には、ブラシや歯ブラシを使ってブラッシングをしてあげましょう。抜け毛処理をしてあげることで毛球症を予防できます。

よく見られるウサちゃんの行動についてでした。

みなさんのウサちゃんはどうでしょうか?

他にも面白い行動、不思議な行動をしているウサちゃんもいるかもしれませんね。「うちの子こんなことするんです!」という行動がありましたらぜひ教えて下さい。

うさぎの体の構造について

前回に引き続き、今回もうさぎの雑学についてお話したいと思います。今回は「うさぎの体の構造」についてです。

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うさぎは穴を掘り、その中で社会を形成して生活しています。そして肉食動物に常に狙われる動物です。そのため常に用心深く、軽量で素早く動き、目立つような派手な行動はとりません。

地上にいると肉食動物に狙われる機会が多くなってしまうため、極力地上に出ないで生活します。

うさぎの耳は、みなさんよくご存じのように細長い形をしていますよね。この形は、音を集めるのに非常に効果的な形になっているため、かすかな音でも聞き取ることが可能です。

また左右の耳を別々に動かすことができるため、音のする方向へ耳を動かすことができます。この耳で常に周りの音に気を配り、危険を察知します。

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うさぎに限らず、草食動物(馬や牛、シカなど)の目は、顔の横についていますよね?目が顔の横にあることで視野が非常に広くなり、捕食者を常に警戒することができます。

うさぎの場合、両目で見える視野は360度と言われています。(真後ろにいても見えちゃいますよ!)ただ、立体的に見える視野は非常に狭いため、物を認識することは苦手です。

また、うさぎは目を開けたまま眠る事が出来ます。いつ襲われてもすぐに逃げられるように、常に警戒しています。

捕食者から逃げるために、うさぎの後ろ足は非常に発達しています。

どのくらい早く走れると思いますか?

大型の野うさぎは最高時速80Kmまで早く走ることが可能です。高さ60㎝、幅1mほどの障害物であれば簡単に飛び越えることができるほど後ろ足は強力です。あまりにも後ろ足の力が強いため、キックしたときの衝撃で自分の背骨を折ってしまう事もあるくらいです。

うさぎの歯は一生伸び続けます。

前歯をはさみのように使い、草をかみ砕いて食べています。草をかみ砕くことで歯が削れ、適度な長さに保つことができます。咬み合わせが悪く(不正咬合)なってしまうとうまく削れず、歯が伸び過ぎてしまいます。その場合は病院で歯を切る処置が必要になります。

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今回はうさぎの特徴的な体の構造についてお話ししました。意外と知らない、知ってはいたけどそんなだったんだ!という事実も多いのではないでしょうか。

うさぎ雑学、またの機会をお楽しみに★

うさぎの種類について
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みなさんがうさぎを初めて見たのはいくつぐらいの時ですか?

小学校で飼っていたという方が多いのではないでしょうか。

では、うさぎってそもそもどんな生き物なのかご存じですか?知っていそうで意外と知らないうさぎについて、数回に分けてご紹介したいと思います。今回はうさぎと人間の歴史についてのお話です★

うさぎは地中海沿岸が原産とされ、ドワーフ種から大型種まで約150種類いるとされています。

代表的な種類を簡単にご紹介します。

ロップイヤー

長く垂れた耳を持ち、鼻先が短い顔が特徴です。もともとは食肉用に改良された為、太りやすい体質です。性格は温和なものが多いようです。

ネザーランドドワーフ

1940年にスタンダード種が完成した最小の種類です。短い首、広い肩幅、丸い体型、耳はとがっているのが特徴です。性格は活発ですが、神経質な子も多いようです。

日本白色種

「白毛で赤目」の一番想像しやすいうさぎの種類です。体重は4~5kgほどあり、昔は毛皮と食肉のために多く飼育されていました。

アンゴラ

毛皮用に飼育されていた種類です。被毛は8cmほどあり、体重1kgあたり0.2kgの毛皮をとる事が出来ます。断熱性、保温性に優れ、軽く肌ざわりも良いため、家畜として多く飼育されていました。1942年ごろ、日本が世界で一番の飼育数だったと言われています。

人間とうさぎの初めての出会いは紀元前1000年までさかのぼると言われています。長い間狩りの対象とされてきましたが、今から2000年ほど前に、ローマ人が食肉用に囲いの中で飼い始めたことから家畜化されました。

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その後ローマ人がヨーロッパに持ち込み、5世紀ごろには主にフランスで家畜化され、野生化していったと言われています。中世初期からは修道院で飼育されるようになり、修道士や宿泊客の食料になっていました。

このように人間によって世界中に広まったうさぎですが、時には惨害をもたらすこともあります。例えば、オーストラリアやニュージーランドでは天敵がいないために大繁殖し、今では農地を荒らす害獣とみなされています。

日本には16世紀ごろにオランダから持ち込まれたと言われています。

明治以降、日清・日露戦争が激しくなるにつれて、毛皮は衣料、肉は食料として利用されました。安価で簡単に繁殖ができるため、国がうさぎの飼育を奨励したこともありました。

このときに「白毛で赤目」の日本白色種が全国で飼育され、1939年ごろには全国で660万羽が飼育されていたそうです。第二次世界大戦以降は、家畜として飼育される数は激減し、現在ではペットや医学の実験動物として飼育されています。

ちなみに、うさぎの数え方はご存じですか?

「1匹」、「1頭」ではなく「1羽」と数えますよね?仏教では動物の肉を食べてはいけないが鳥の肉は食べてもいいという教えがあったそうです。

そのため昔の人たちは、うさぎを食べる時はうさぎを鳥と見立てて1羽、2羽と数えるようになったと言われています。

うさぎについて少し知識は深まりましたか?

次回はうさぎのからだの構造についてお話しする予定です。お楽しみに♪

風邪症状が出ているウサちゃんはいませんか?
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鼻水が出る、くしゃみをする、目やにが出る・・・。こんな症状が見られるウサちゃんはいませんか?

それはパスツレラ症かもしれません。

パスツレラ症とは、パスツレラ菌という細菌が鼻や傷口から感染することによって起こる病気です。しかし、感染したからと言って必ず症状が出るわけではない病気です。

多くの場合は、細菌が体内に存在していても特に症状が見られない、キャリアーという状態になります。キャリアーになったうさぎは、飼育環境の悪化、栄養不良、ストレスなど免疫機能が低下することによって症状がみられるようになります。

主な症状として・・・

  • 鼻水、鼻づまりのような鼻炎、副鼻腔炎
  • 充血、涙がでるなどの涙のう炎、結膜炎
  • 首をかしげたようになる中耳炎、内耳炎

などさまざまです。

また急性の全身症状として発熱することもあり、場合によっては死亡することもあります。

治療には抗生物質の投与を7~14日間行います。また慢性的に症状がみられるような場合は、数ヶ月にわたっての長期投与が必要になることもあります。

しかし抗生物質の投与は、症状を予防、軽減、消失することは出来ますが、パスツレラ菌そのものを体内から排除することはできません。そのため、パスツレラ菌に感染してしまったうさぎは、生涯にわたって細菌と付き合っていかなくてはなりません。

パスツレラ症を予防できるワクチンはありません。

感染を予防するためには、症状などから感染していることが疑われるうさぎと接触を避けることが一番です。また、パスツレラ菌は次亜塩素酸ナトリウム(台所用の漂白剤に含まれている成分)に弱い性質があるので、このような消毒薬を用いて消毒をすることも予防になります。

では、すでにパスツレラ菌に感染してしまっている場合はどうしたらいいでしょうか。

換気をよくする、こまめに掃除をするなど生活環境を清潔に保ってあげる、ストレスを軽減してあげる、このようなことによって症状が出てきてしまうのを防いであげましょう。